あざやかに色付いたいちょうの葉も、一斉に散りゆく頃。
「いちょう暦」展示が終了いたしました。
ご来店くださった皆さま、どうもありがとうございました。
いろいろな方のお手元で、今回のカレンダーや作品が、
新しい年のささやかな彩りとなりましたならうれしい限りです。
作家のたかはしあやこさん。今回の「いちょう暦」というタイトルは
あやこさんが打ち合わせの時発案して下さった言葉です。
あやこさんは人の営みが生み出すユニークな輝きを見つけてくるのが
とても上手な方です。今回紹介して下さった「こぎん」のように
あやこさんがおもしろいと教えて下さると、
なにやら胸がわくわくして引きつけられてしまいます。
そんな感覚が映り込んだ絵や器の作品たち。
こだわりと明るさがミックスした不思議なエネルギーに満ちています。
あやこさんには来年6月に、苔玉作家湯川紀子さんとの
二人展をお願いする予定です。どうぞお楽しみに!
そして、布画のまつやまさとこさん。
丁寧で根気のいる手業の作品を次々生み出す方です。
見ていると、こころが整うやさしい作品たち。
でも、甘やかな絵の奥からすっと風が吹いてくるような
クールさも感じます。それはきっと
星を見上げる少年、冒険に向かう旅人のようなこころを
まつやまさんが持っておられるからかもしれません。
まつやまさとこさんには、来年のクリスマスシーズン
ギャルリ・ド・ぽえむを、聖なる空間として彩って頂く予定です。
お二人ともに、すてきないちょう暦をありがとうございました。
さて,いよいよ12月。
今度は7日からうるし作家の藤野雅也さんのうつわ展が始まります。
どうぞお気軽にご来店くださいませ。 (Yukiko)