津軽こぎん刺し〜鎌田久子の世界〜会期中の昨日12日(日)に
こぎん刺しのワークショップを開催いたしました。
今回作ったのは、ご覧のようなティッシュケースです。
見本と、後ろに写っているのは、こぎん刺しのゴミ入れ。
終始笑みを絶やさぬ鎌田先生は、皆さんの間を丁寧に見守りながら回られてお一人ずつに寄り添った教え方をして下さいました。その甲斐あって、初めてのこぎん刺し体験でも3時間弱の時間の中で、ほぼ完成なさっている方も!すばらしいですね〜
ワークショップのご指導中、鎌田先生が語られた「津軽こぎん刺し」への思い展示してある作品の制作秘話に、真剣に針を進める皆さんも思わず手を止め聞き入る場面も…貴重なひととき、うれしい時間の豊かさが深まる午後でした。
寒い津軽の冬、貧しさを強いられていた時代の農家の女性たちが防寒のために生み出したこぎん刺し。その伝統を守りながら、新しい表現方法を模索していらした鎌田先生のお話を、珈琲を飲みながら伺いました。
参加して下さったたくさんのお客様そして、鎌田久子先生、ありがとうございました!
それにしても、静かに針仕事にいそしむ皆さんのお姿美しかったな〜鎌田先生も、「こぎん刺しをしていると、嫌なことを全部忘れられます。」とおっしゃってました。
最後に。。。参加して下さったお客様の持ってらした、手作りの裁縫箱と針刺しが余りにも可愛らしかったので、撮影させて頂きました。ほんとうに、手仕事って、素敵ですね。
